地域のオーガニック農園の野菜は、畑の微生物と、人々と環境地域を守りながら、丁寧に自然栽培で育てられています。そんな人々に優しい野菜は、特別であり格別の味がします。

旬の野菜を頂きながら、地元で育った鶏のお肉などと合わせてオリーブオイル、塩コショウ、ビネガーなどの調味料を加え、手作りドレッシングで頂くと、その素材の味や季節感や作り手の想いなどを感じることができるのではないでしょうか。

昨今では日本を直撃した台風などの影響から、日本一帯の農畜水産業を営む人々の、今後の復興が大変心配されます。また、このような台風などの影響に伴い、新たに水耕栽培を開始している所もあります。自然災害はどの時代においても、私たちの生活の一部であり、完全なる安全というものはないにしろ、豊かな街づくりの一環として今後の国をあげての災害対策が気になるところでもあります。

東アジアの小さな島国でありながら、世界有数の経済成長を誇る日本でありますが、これからも長い日本の歴史の中で生まれ育まれてきた、独特、かつユニークな文化風習、豊かな自然風土を守りながら、災害に強いまちづくりを目指していきたいものです。

時代とともに七変化

皆さん最近、「ドライ納豆」などと呼ばれる、乾燥した納豆が商品化されていることはご存知ですか?「干し納豆屋」「フリーズドライ納豆」などとも呼ばれ、その面白い食感や風味などから、 ビールのおつまみや、子供達のおやつ、ダイエット中の人の間食などとしても重宝されているようです。

納豆にはたくさんの栄養素が含まれていますが、その中の一つ「ナットウキナーゼ」は、血液サラサラ効果があるなどと言われ、多くの人々が健康を維持するために、毎朝の朝食に納豆を取り入れたりもしています。

「納豆」は発酵食品代表でもありますが、 同じような「発酵食品」の仲間とは、 チーズ、ヨーグルト、漬物、キムチなどが挙げられます。それぞれ発酵食品とも言われ、長期保存も可能なことから保存食などとも言われています。

ですが本来の「納豆」は、出荷されてから8日~10日の賞味期限などとも言われています。この賞味期限は、チーズやヨーグルト漬物キムチなどから比較すると短いと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういった面からも「ドライ納豆」などの、「納豆」の新たな商品開発に、今後も注目が集まりそうです。

お気をつけ頂きたいのは、この「ナットウキナーゼ」は、加熱に弱い特性があると言う事です。納豆を加熱して調理する事で、ナットウキナーゼの健康効果が失われてしまうようですので、納豆を食べる時の調理法にはご注意を。

一般的には、「納豆」の賞味期限は、8日~10日などと言われているようですが、賞味期限を過ぎても全く食べる事ができないという訳ではないようです。ですが、全く腐らない訳ではありませんので、口にする前に、見た目やニオイなどから状況判断が必要です。

明治時代以降、「納豆」は、軍事食としても活用され、食料難の時代では国民の栄養食などとも呼ばれていたようです。平和な現代日本の若者の「納豆」の食べ方として、納豆に以外なものをトッピングするような食べ方が、密やかに話題になっているとか、いないとか・・。

キムチ、チーズ、オクラ、大根おろし、生卵、明太子などは、オーソドックスですが、たとえば、朝食のハムエッグとミックスする、ホットケーキの上に乗せてメイプルシロップをかけて甘辛を楽しむですとか、様々な食べ方が開発されているようですよ。

陽だまりのパン屋さん

イーストを使わず、国産小麦と天然酵母で作るSさんのパンは、地元の人達にも大人気です。さらにアレルギーのある子どもたち向けなどとして米粉を使い、卵や乳製品を使用しないパンも好評のようです。

パンに使用されているその他の素材も地元の養豚場で作られたハムやウインナー、さらに近所の酪農家さんでとれた新鮮なミルクを使用したチーズやバターなどが使用されています。

最近ではこのような形で、地元産の素材を使用したパン、ハム、ウインナー、チーズなどをセットにした詰め合わせが、遠い地方にいる親戚、知人などでへのお土産として人気を集めているようです。

その他には、地元農園でとれた季節の野菜セットや、果樹農園で作られた果物のジュースセットなども、地域の特産品を詰め込んだ魅力的なおみやげとして喜ばれているようです。

地元のとれたて新鮮有機野菜をたっぷり使ったサンドウィッチも人気です。Sさんの営むパン屋さんでは、このような地域の特産品を合算したような形で、パウンドケーキや、様々なお菓子作りにも取り組んでいるようです。

安心でかつ、美味しいお菓子作りを行うということをモットーに、これからも取り組んでいきたいと S さんは、お話しされています。また試作品ではありますけれども、そのようなクッキーやケーキを頂きながら温かい紅茶を、店内の陽だまりの中で飲んでいると、なんだか不思議とホッコリしますよね。