| ぶどうの主な成分は、ブドウ糖と果糖です。ブドウ糖というのは、医療用で使われるブドウ糖のことです。注射や点滴で体内に入れることで、すぐにエネルギーに変わって、元気になることができます。ブドウ糖というのは、疲労回復をしてくれるわけです。ブドウ糖を含んだぶどうを食べると疲労回復するということです。ぶどうというのは栄養剤としての効果が抜群に高い。また、不眠症や利尿作用もあって、むくみの解消にも効果があります。ぶどうに含まれるクエン酸、リンゴ酸といった有機酸には、胃液の分泌を促す作用があります。このため食欲を増進するのに有効です。皮には、ポリフェノールの一種で、レスペラトロールという成分があります。これは、体内の活性酸素を取り除く作用があります。心臓病やガンといった病気の予防にとても有効であることが分かっています。肥満や高血圧、呼吸器疾患、肝臓の病気にも有効です。ぶどうというのは、疲労回復や、生活習慣予防の効果が期待できるのです。ぶどうは皮まで食べるべきです。皮ごと食べるコツとして、生ジュースにするとか、干しぶどうを食べるとか、赤ワインを飲むことです。ポリフェノール、カリウム、鉄、リンが干しぶどうには凝縮されています。栄養分も生のぶどうよりも多いです。貧血の予防に干しぶどうを毎日１０粒ぐらい食べるといいと言われています。また、食欲不振や病中、病後の回復時には、レモン、ニンジン、生ぶどうとはちみつをいれた生ジュースを飲むと元気が回復します。はちみつはビタミン・ミネラルをアップしてくれます。にんじんの他にも野菜を混ぜてジュースにすると効果的です。皮ごと食べてぶどうの栄養を余すことなく取り入れましょう。 |