毎朝、朝食のハムエッグや目玉焼きなどの材料として使われる「卵」ですが、ゆで卵にした際に殻が剥きやすいのは、「新鮮な卵」「古い卵」どちらの卵の方が殻が剥きやすいと思われますか?

答えは、「古い卵」です。「新鮮な卵」と「古い卵」の見分け方は、卵を割った時に、黄身の部分が盛り上がって、白身の部分が白く濁っているのが、「新鮮な卵」などと言われています。

逆に「古い卵」は、黄身が崩れやすく、白身がさらさらと濁りがなくなってくると言われています。また、卵を割らずに、卵の鮮度を見分けるには食塩水の中に入れると分かりやすいなどとも言われています。

「新鮮な卵」と「古い卵」を食塩水の中に入れると、上に浮き上がってくるのはどちらの卵でしょう?答えは「古い卵です」。古い卵は、殻の中の水分が時間の経つにつれて発散してしまうので新鮮な卵よりも、比較的、卵の内部の重さが軽くなるなどと言われています。

それでは最後の質問です。皆さんは卵を冷蔵庫に保存する際、冷蔵庫の卵入れに、どのような向きで配置していますか?これは、卵を保存する際の向きによって、卵の保存状態に変化が現れるようなのです。

「卵の先の尖った方を下に向ける」「卵の先の尖った方を上に向ける」一般的には、卵を冷蔵庫に保管する際に、保存状態を良好に保っておくには、「卵の先の尖った方を下に向ける」方が良いそうです。これは、ずんぐりむっくりとした卵の比較的丸い側に「気室」と呼ばれる、空気の入った部屋があるため、この空気からなるべく黄身を離しておくことが大切であると考えられているからのようです。

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