サプリメントや、ヨーグルトの加工食品などとしても、スーパーなどでも購入が可能な「アロエ」は、古来から、切り傷や、火傷、虫さされ、肌荒れなど、様々な皮膚トラブルの治癒を助けてきました。

民間伝承約などとし、人々の間で親しみ自宅の庭や植木としても、日常生活の身近な場所で育てられてきました。日本では、お馴染みのアロエですが、紀元前のエジプトやギリシャから、人々の身近な植物であったようです。

また、中国では、生薬として珍重されていたような歴史があります。現在では、アロエは、食品以外にも、ハンドクリームや化粧品、化粧水などにも使用され、幅広い用途をもっています。

古来中国では、消化器系の生薬として用いられてきたようですが、便秘を改善するような作用もあるようで、昨今でも、健康食品として改善をもたらす商品などが開発されています。このように、幅広い目的をもって人々の暮らしの中に根付く植物は、珍しくもありますが、生薬や塗り薬などの用途の他にも、観賞用として親しまれているアロエもあります。

その姿を愛でる事で人に安らぎを与え、胃腸の働きを助け、キズなどの炎症を抑え、美肌にも役立つ、なんとも万能な植物であります。もしかしたら、アロエは、人の役に立つ事で、その種を長年に渡り維持、世話、繁殖をくり返してきた頭の良い植物なのかもしれません。「アロエ」は、その身を切らせて、種を保つそんな植物なのかもしれませんね。

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